東洋大・山内 自身初サヨナラ弾 試合前に“500スイング”実った「まじでしんどかったです(笑)」

 「東都大学入替戦、東洋大5-3専大」(24日、神宮球場)

 1、2部入れ替え戦の2回戦が行われ、東洋大(1部6位)が5-3で専大(2部1位)にサヨナラ勝ちした。序盤は専大が押す展開だったが、九回に東洋大・山内教輔外野手(3年・東海大相模)が自身初のサヨナラ2ランで試合を決めた。

 白球がバックスクリーンに吸い込まれる。山内は無我夢中でダイヤモンドを走った。「何が起きたのか分からなかった。本当に自分が打ったのかなって」。1部リーグ残留の望みをつなぐ一発。ナイター照明が、笑顔でベンチから飛び出した東洋大ナインを照らした。

 シーソーゲームの中、3-3で迎えた九回2死二塁。「気持ちで打つ」。後がない一戦に“最後の打者”として打席に入った。専大のエース・梅沢翔大投手(4年・専大松戸)の12球目、147キロ直球をバックスクリーンへ運ぶ2ラン。打席の中で振り遅れている事を分析し、最後の2球は拳一つ分、バットを短く持った事が奏功した。

 前日の敗戦により試合前には井上大監督(52)からティー打撃での“500スイング指令”を受けた。シーズン中では異例のノルマに「まじでしんどかったです(笑)」と苦笑い。それでも「これだけ振ったから打てるやろ」とポジティブに試合に臨んだ事も結果につながった。

 1年時は2部も経験した山内。「またこの神宮でやりたいので、全員で勝ちに行きたい」と3戦目へ闘志を燃やした。

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