楽天・吉井新監督 初陣飾れず 継投失敗…3番手・柴田が満塁被弾 パの借金丸抱えも「これからのチームだと思ってます」

 6回、ポランコに四球を与えた鈴木翔(右端)に投手交代を告げ、自らマウンドへ行く吉井監督(左)=撮影・開出牧
 メンバー表交換でサブロー監督(手前)と握手を交わす吉井監督
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 「ロッテ8-5楽天」(19日、ZOZOマリンスタジアム)

 勝負は裏目に出た。同点の六回、2死満塁となったところで、楽天・吉井理人監督は3番手・柴田にスイッチ。自らマウンドに行き、ボールを手渡す。「思いっきりいけ」と一喝。だが、フルカウントからの直球を愛斗に左翼スタンドに運ばれた。

 「勝負だったんで右ピッチャーの方がいいと思って出したんですけど。結果はダメだったですけど、みんな実力は精いっぱい出してくれたかなと思います」。黒星に終わった初陣を振り返った。

 昨季まで指揮を執ったロッテ戦。しかも慣れ親しんだZOZOマリン。練習中にグラウンドに姿を見せるとベンチ前から外野に向かい、右翼から左翼へゆっくり歩きながら選手個々にあいさつして、言葉を交わした。

 「ほとんど『初めまして』だったと思うんで。これからしっかりコミュニケーションをとっていきたい」。スタンドのロッテファンからも声をかけられ、手を振って応えた。「みんな声かけてくれたんで、うれしかったです」と笑顔を見せていた。

 自ら決めたという打順は8番に20歳のワォーターズを起用。七回からは22歳の泰をマウンドに送った。「若い選手もある程度のプレッシャーの中でプレーしていかないと育たない」と吉井色をちりばめた。

 4連敗で借金は今季ワースト18。パ・リーグでは楽天以外は貯金があり、今季初の“一人負け”。それでも「可能性を持っている選手、たくさんいると思っています。これからのチームだと思ってます」。前だけを向いて戦っていく。

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