日本ハム・北山 交流戦大逆転Vへ投打で活躍誓う「有終の美を飾ってバットを置きたい」 16日広島戦先発 5点差以上勝利が絶対条件
日本ハム・北山亘基投手が、先発する16日の広島戦(マツダ)に向け、交流戦優勝を手繰り寄せる投打両面での活躍を誓った。
雨天中止の未消化分で巡って来た登板機会。5勝目を挙げた7日のヤクルト戦(神宮)で“打者引退”を宣言していただけに「もう一回バットを持てるということで。生き返った感覚で頑張ります」と、ちゃめっ気たっぷりに意気込んだ。
ただ、本当に打の貢献も欠かせない状況になった。交流戦Vの条件は、首位の西武が同日の阪神戦に敗れ、なおかつ日本ハムが5点差以上で勝つこと。1点の価値は普段以上に重い。北山はヤクルト戦で送りバントに加え、中犠飛で打点も挙げただけに「バントとか、最低限のところはちゃんと準備していきたい」と口元を引き締めた。
メーカーから届いた3本のバットのうち、試合で使うものは「コンコンとして響きの良さそうなヤツ」をチョイス。もっとも、こだわりはなく「バットの材質とか、全くわからない。説明できないので、フィーリングです。この前は、試合前に谷内コーチに2本持ってもらって『どっちですか?』って聞いて『こっち』って言われたヤツでいきました」と笑いながら明かした。
もちろん、本職の投球の準備に抜かりはない。中8日の登板は、普段より多い2日分をリカバリーにあてて調整。「交流戦の優勝もかかってくる。シーズン後半やポストシーズンを見据えて、そういう緊張感をあえて自分で作って、しっかりその中で結果を出せるように集中していきたい」と、今後の大一番の予行演習に位置付けた。
来季からはセ・リーグでもDH制が導入されるため、投手として打席に立つ最後の試合。「バットを1回置いたんですけど、最後もう1回、有終の美を飾ってバットを置きたいと思います」と笑った北山。打もおろそかにせず、“二刀流”で人事を尽くして天命を待つ。
