54年ぶり日本一の関大・小田監督「日本一の応援を背に戦っている」 19年の明治神宮大会決勝、チアとして見届けた準V
「全日本大学野球選手権・決勝、関大2-1慶大」(14日、神宮球場)
関大が慶大に競り勝ち、山口高志(元阪急)を擁した1972年以来、54年ぶり3度目の優勝を果たした。今秋ドラフト候補の米沢友翔投手(4年・金沢)が先発し、5回2安打無失点と連日の好投でチームをけん引。3投手のリレーで逃げ切った。関西学生リーグのチームが優勝するのは98年大会の近大以来。最高殊勲選手賞は米沢、最優秀投手賞は慶大・渡辺和大投手(4年・高松商)が選ばれた。
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しびれる試合だった。関大と慶大との対決-。7年前の秋を思い出した。2019年の明治神宮大会決勝。私は関大応援団バトン・チアリーダー部の一員として、三塁側スタンドで母校の準優勝を見届けた。
関大の先発・森翔平(現広島)が慶大の郡司裕也(現日本ハム)に2ランを浴びるなどし、関大は0-8で完敗。試合後、引き揚げる直前に聞こえてきたヒーローインタビューで、郡司のはずんだ声が今も耳に残っている。悔しかった。あの時の慶大はあまりにも強かった。
スタンド一体の応援も印象的だった。ただ関大も熱さでは決して引けを取らない。小田洋一監督が「関西大学は日本一の応援を背に戦っている」と話すように、応援団とともに母校愛あふれるOB、OGが今大会、神宮の応援席を埋め尽くし大声援を送った。互いに100年を超える歴史を持つ大学、野球部、応援団。今回も白熱する決勝の舞台だった。
大会こそ異なるが、個人的には“7年前の借りを返した”と思う。19年の準優勝時の団長を務めた上杉翼さん(28)も「7年前の雪辱を現役の野球部が晴らしてくれて最高です!」と満面の笑み。そして何より私自身、アマチュア野球担当記者として目の前で見届けられたことが感慨深い。優勝おめでとうございます。そして応援団の後輩たち、お疲れさまでした。(デイリースポーツ・和泉玲香)
