日体大・藤巻が2打席連発! 冷静沈着「結果だけを意識して」 3本塁打で7回コールド勝利
「全日本大学野球選手権・2回戦、周南公立大0-7日体大」(10日、神宮球場)
日体大が周南公立大に1点も許さず7回コールド勝利。「1番・二塁」の藤巻一洸内野手(4年・日大三高)が2打席連発の活躍で試合を決めた。
「1本目も2本目も打った瞬間は入ると思わなかった」
二回2死二塁は初球の速球を完璧な一振りで右翼席へ運んだ。自身今大会1号となる2ランで先制。続く2打席目も2-0の五回にフルカウントから右翼スタンドへ2ランを放り込んで点差を引き離した。ホームベースを踏むと大喜びのナインに対し、冷静に次打者に話しかけるなど落ち着いた様子だった。
大学では初めてという2打席連続の本塁打は大学通算4本塁打目となった。2つのホームランボールを握りしめ、それでも淡々と言葉を紡いだ。「自分も結果を出さないと試合に出られない立場なので、結果を出すことだけを意識して練習を行ってきました」。今春のリーグ戦は9試合の出場で打率・233、2本塁打だった結果を受け止めて懸命に練習を積み重ねた。
古城隆利監督(57)は藤巻について「バッティングがいい子だけど、自主練習は守備練習ばっかりしている。うちはDHで出る子は試合前のシートノックに入らないけど、彼は『入らせてください』って。そこでやっぱり意識も高くなってきた」と話した。高校時代は「スイッチヒッター」だった藤巻に指揮官も期待を寄せている。
