本拠地初勝利の巨人・戸郷 前監督への思い明かす「テレビで見ていると思う。監督の無念を晴らす意味でも優勝しなきゃいけない」

 「巨人5-1ソフトバンク」(27日、東京ドーム)

 巨人・戸郷が7回7安打1失点で、自身2連勝で今季2勝目を挙げた。走者を出しながらも粘り、三回の1失点のみ。打線の爆発や好守にも助けられ、今季東京ドームで初勝利となった。「本拠地で勝つというのは選手にとってうれしいこと。すごくたくさんの声援をいただけて、ヒットはたくさん打たれましたけど何とか勝ちをつけられてよかった」と振り返った。

 試合後には前日辞任した阿部前監督への思いも語る場面も。「監督もテレビで見ていると思うし。ジャイアンツが勝つことが一番うれしいことだと思いますし。今まで監督が作り上げた3年弱ですかね。そういう選手たちが活躍していると思うし、監督の無念を晴らすという意味でも、僕ら優勝しなきゃいけないですし」。その上で「優勝するとやってきたことが良かったんじゃないかと思うし、監督自身も思う。それが選手の使命だと思う。いろいろありましたけど、一つ一つ勝ちを積み重ねていって、チームの勝利に貢献していきたいと思う」と続けた。

 一方で前日から指揮を執る橋上監督代行に初勝利をプレゼントする形になった。直接1勝目を祝福した戸郷だが、すぐにはウイニングボールは渡さなかった。それについて問われると「いやあ、僕の1勝ですしね(笑)。それはこれから会議が必要です。とりあえずいったん、僕の家に持ち帰って、寝て、起きてみて。もしあげたいと思うんだったら、明日持ってくると思います」と言い「あげないと思います」と小声で続けた。

 それでもその後、監督代行のロッカーにボールを置いたようで、ユニホームから着替えた橋上監督代行がボールを手に笑顔を見せた。

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