プロ野球選手会「一歩前進」と評価 NPBが人的補償撤廃の方針伝える NPBと事務折衝

 プロ野球選手会とNPBの事務折衝が27日、都内で行われ、FA移籍した選手の人的補償制度を撤廃する方針がNPB側から伝えられた。次回7月3日の事務折衝で、NPBから具体案が提案される。

 選手会はかねて、移籍の障害となる可能性のある人的補償の撤廃を訴えており、加藤諭事務局次長は「人的補償があることで、獲りに行きづらいという話は球団の方からも聞いたことはあるので、そういった意味では一歩前進」と評価した。

 人的補償の代替案については今回は提示されていないといい「FA選手の移籍のハードルになるような案であれば、そこはしっかり指摘しないといけない。案がどういうものか見てから」とし、NPBから正式に提示される案を待つ姿勢を示した。

 NPB側は、代替案としてドラフトでの指名権譲渡を検討。FA行使選手の前所属球団での年俸ランクに応じてAランク(上位1~3位)はドラフト2位の指名権、Bランク(4~10位)は同3位の指名権を譲渡する案などが選択肢に上がっている。

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