不祥事で沈んだムード振り払えず 阿部監督辞任、新体制の巨人
不祥事で沈んだムードを振り払えなかった。阿部監督が辞任した巨人は交流戦初戦で投打に振るわずに完敗。橋上監督代行は「たくさん応援してくれている方もいる。その方たちに恥じないように、できることを精いっぱいやる」と臨んだが、新体制の初陣はほろ苦い結果に終わった。
先発の則本は球威、制球とも精彩を欠いた。三回は1イニングで3本塁打を浴び、一挙5失点。4回で101球も要し、5四死球で今季ワースト7失点と崩れた。6度目の登板でも初勝利はつかめなかった。打線は11安打しても3点を返すのがやっと。球場にはため息が充満した。
試合前、山口オーナーが駆けつけ、前監督辞任の経緯を選手たちに説明。その上で「試合には全力で集中してほしい。そうでないと相手のチーム、ファンの皆さんにも申し訳ない」と、プロとしての振る舞いを求めた。この一戦で勝利を手にすべく戦ったが、完全な力負けだった。
今季ワーストの連敗は5まで伸びた。伝統球団が再びはい上がるため、まずは一つの白星が欲しい。
