報徳学園・沢田 サイド転向で球速UP「一番合っている投げ方だった」1失点完投星 龍谷大平安と伝統校対決制す
「春季高校近畿大会、報徳学園3-1龍谷大平」(24日、わかさスタジアム京都)
報徳学園(兵庫1位)が龍谷大平安(京都1位)に3-1で勝利し、準決勝進出を決めた。先発の沢田悠佑投手(3年)は1失点完投。今大会、背番号1をつけるサイドスロー左腕が役割を果たした。
伝統校同士の対決を制した。試合を作ったのが報徳の先発・沢田だ。「先発を任されて緊張はあった」というが、初回、二回は三者凡退の立ち上がり。五回は四球からピンチとなり同点に追いつかれたが、以降は引きずらず6安打1失点完投。「テンポ良くアウトを重ねていって野手にいい流れを作れた」と納得顔を浮かべた。
サイドスローが特徴的な左腕。元々はオーバースローだったが、昨年秋の大会後に、コーチの助言もあり転向した。「一番合っている投げ方だった」とこの決断が奏功。最速は2~3キロアップの139キロになった。
春季兵庫県大会では背番号18をつけ、2完投。今大会は背番号1をつけて完投してみせた。大角健二監督(45)も「いつもどこかで崩れることがあるので。こんなロングイニングを投げても落ち着いて見られました」と称賛した。
チームには背番号10の江藤達成投手(3年)、背番号11の谷口哲聖投手(2年)と他にも好投手がいるが、「この背番号1は絶対譲りたくない」と沢田。成長を証明し、エースナンバーを自分のものにする。
