【解説】巨人 早くも3勝のドラ1竹丸は「プロとして必要な要素を持っている」評論家が絶賛
巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手が22日の中日戦に先発し、5回1失点で3勝目を挙げた。
球数が97球と重なり5回で交代となったものの、圧巻の10奪三振。ルーキーながら開幕投手を託され、ここまでチームトップの3勝、防御率1・66と安定感を発揮している。
開幕前に「8勝から12勝はできる」と断言していた巨人OB・関本四十四氏は、「ルーキーながら、自分をよく知っているピッチャー。ピンチでも慌てる様子は一切ないし、プロとして必要な要素を持っている」と絶賛した。
関本氏は22日の投球を振り返り、「大城とのバッテリーで右打者のインコースにズバッと真っすぐを投げ込み、独特のチェンジアップでバットに当てさせなかった。チェンジアップはフォークのように挟んでいる握り方にも見えるが、右打者のアウトコースにストンと落ちる。テークバックも隠れたフォームで、ピュッと出てくる。今の中日打線は少し落ちるといっても、よくまとめたよな」と語った。
ここまでの経歴にも注目。崇徳、城西大、鷺宮製作所を経てプロ入りしたが「決してエリートではなく、野球を辞めずにここまできたことが長所。上背がそこまであるわけでもなく、自分がどう生き残っていくかを考えて考えてやってきたはず。そういったことが、マウンドの雰囲気からも感じる」とうなずいた。
チームは山崎伊がコンディション不良で出遅れ、戸郷も不調で2軍スタート。不安もあった中でルーキーが奮闘しえちるが、関本氏は課題についても言及した。ここまで4試合で最長は6回。「三振を取るということはやはり球数が多くなる。当然、プロの1シーズンは未経験で、ゲームに対するスタミナがどれだけ持つか。どう球数を抑えていくか、学んでいくんじゃないか」と語った。
