オリックス・紅林V打 同学年・宮城のためにも「もっと頑張らないと」チーム3連勝で2位浮上

 「オリックス7-1西武」(16日、京セラドーム大阪)

 “オリの若大将”がお目覚めだ。オリックスは開幕からの打撃不調で前日は不出場だった7番・紅林が、逆転V打を含む2安打3打点と躍動。チームの今季2度目の同一カード3連勝&貯金最多の3&2位浮上に貢献した。

 「次はもう絶対打ってやろうという気持ちでいきました。ずっとヒットを打ってなくて結構しんどかったんですけど、無理やりにでも前を向く感じでいきました」

 名誉挽回の一打だった。二回無死満塁の絶好機では捕邪飛に倒れ、スタンドを落胆させたが、当然このままでは終われない。1点を追った四回2死一、二塁で左中間を深々と破る逆転の2点適時二塁打で意地を見せ、八回にも中越えの適時二塁打でリベンジを果たした。この日の試合前まで打率は1割台と低迷。連日早出特打を敢行した成果がようやく実った。

 左肘靱帯損傷で離脱した同学年のエース・宮城への思いもある。昨日に京セラでリハビリ中の宮城と対面したことを明かし「(宮城が自分で)泣いた、とかいってたし、すごく悔しい思いをしたと思う。アイツの分まで…とはいわないけど、今、ケガをせずに野球ができることに感謝して、もっと頑張らないといけないと思っている」と神妙に振り返った。

 岸田監督からは「素晴らしい結果。しっかりと意地を見せてくれた」と久々の賛辞を贈られた紅林。本拠地では8連勝となり、まだまだチームをけん引していく。

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