巨人 田中将「いやー、本当に久しぶりに勝つことができたんでうれしいですね」 高校時代から慣れ親しんだ甲子園で歴代単独3位の日米通算202勝
「阪神3-4巨人」(16日、甲子園球場)
“伝統の一戦”に初登板した巨人の先発・田中将が、6回7安打3失点で今季2勝目。野茂英雄(近鉄、米大リーグ・ドジャースなど)を超え、歴代単独3位となる日米通算202勝目を挙げた。「とにかく勝つことができて良かったです」。試合を終えると笑顔でベンチを飛びだしてナインとハイタッチを繰り返した。
甲子園のマウンドは、楽天時代の22年5月24日以来、1423日ぶりだった。初回にダルベックの3ランで援護を受けたが、直後に佐藤輝に2ランを浴びてしまう。それでも気持ちは冷静だった。
「タイガースファンの盛り上がりはいつもすごいんで。得点した時、チャンスの時の盛り上がりは、独特のモノがあるんで。そこに自分が左右されないように一球一球投げるのに整理して投げようと意識していました」
2点リードで迎えた五回は3連打と犠飛で1点差に迫られたが、続く2死一、二塁から森下を外角へのスプリットで空振り三振に仕留めた。6回を投げ終えると、ベンチで阿部監督からグータッチでねぎらわれた。
「甲子園での阪神戦白星」は、楽天時代の2010年5月16日以来5814日ぶりとなった。
甲子園では駒大苫小牧時代に何度もプレーした。高2だった2005年夏に全国制覇、2006年は準優勝するなど慣れ親しんだ球場だ。思い出の地での“伝統の一戦”での初勝利には「いやー、本当に久しぶりに勝つことができたんでうれしいですね」と声をはずませた。
