日本ハム・杉浦が中日にトレード移籍 球団発表 新庄監督から「これは本当にチャンスだから頑張ってくれ」
日本ハム・杉浦稔大投手(34)が金銭トレードで中日に移籍することことが12日、両球団から発表された。
杉浦は2013年度ドラフト1位でヤクルトに入団した。17年にトレードで日本ハムに移籍し、21年には56試合に登板して28セーブを挙げた。昨季は18試合に登板。今季は開幕から1軍登板はなかった。
エスコンフィールドを訪れた杉浦は「びっくりはしましたけど、本当にチャンスなので。野球選手としてはありがたい話。不安もあるけど、前向きな気持ちの方が今は強いかな」と心境を吐露。北海道帯広市出身の右腕は「ファイターズで過ごした時間も長かったので、もちろん寂しさはあります。やっぱり地元なので特別な思いはある」と、球団と北海道への愛着もにじませた。
在籍時の思い出は、17年の移籍後初登板を挙げ「ファイターズに来たのも移籍だったので、最初に登板した試合でやっとファイターズの一員になれたなと感じた試合でした」と回顧。「そこからエスコンに球場も変わって、チームも本当に生まれ変わっていくこの最中をずっと中で見ていた。そういったファイターズの歴史に居られたのは、この瞬間っていうよりは、その全てがやっぱり頭には残ってます」と思いを語った。
首脳陣やチームメートには移籍のあいさつ。新庄監督からは「向こうに求められていくから、これは本当にチャンスだから頑張ってくれ」と声をかけられたという。
中日については「今はたぶん苦しい状況だと思うけど、もともとすごく投手力の高いチームだなと見ていた。最近すごい若い選手も、若返りというか、今そういう再建の途中で力をつけているチーム」と印象を語った杉浦。6月の交流戦は、エスコンフィールドで両チームの対戦がある。「僕にとって、やっぱりファイターズもエスコンも北海道も特別なチームなので、ドラゴンズに行ってもそこは一つ楽しみに頑張りたい」と凱旋(がいせん)登板を目標に掲げた。
