ヤクルト首位独走 七回5点差から一挙7点大逆転劇 6年ぶり開幕3カード連続勝ち越し
「ヤクルト7-5中日」(5日、神宮球場)
5点のビハインドも関係ない。ヤクルトは七回、難敵の高橋宏に食らい付き、打者11人の猛攻を見せた。一挙7得点の大逆転劇に、神宮はお祭り騒ぎ。ベンチで何度も飛び上がった池山監督は「七回は本当によくつながった。日本のエース。150キロ以上の真っすぐをはじき返すのも厳しい。球が上ずったり抜けてきたんで何とかチャンスがきてほしいと思っていた」と興奮した様子で振り返った。
七回、始まりは先頭の岩田だった。右中間の単打かという当たりで、ブライトの捕球体勢を見て二塁に進んだ。「雰囲気を変えてくれる選手になってくれている」と指揮官。相手の失策も絡み、2軍監督時代の教え子である伊藤の適時打や鈴木叶も左前打でつなぐと、武岡が押し出し四球で2点目。ここで高橋宏が降板となった。
勢いは止まらない。代わった斎藤の暴投で2点差となったあとに、長岡が同点の2点適時打。そしてサンタナが「最高の結果だった」とバックスクリーンへの勝ち越し2ランを放ち、猛攻を締めくくった。池山監督は「みんなが望んでいたところ」と最強の2番打者のアーチに賛辞を贈った。
開幕から3カード連続の勝ち越しは2010年以来16年ぶり5度目。これで今季7勝の内、5勝が逆転によるものだ。「われわれは阪神戦になるんで(準備する)。ナイスゲームでした」。次の舞台は甲子園。昨年の王者相手に、破竹の勢いをぶつける。
