熱投も力尽きた智弁学園エース杉本は涙「まだ自分の実力が足りない。この場ではっきり分からせていただいた」球数制限まで残り3球で降板「最後まで投げたかったですけどルールがあるので」
「選抜高校野球・決勝、大阪桐蔭7-3智弁学園」(31日、甲子園球場)
智弁学園は大阪桐蔭に敗れ、16年選抜以来10年ぶり2度目の優勝はならなかった。試合終了後、ナインは悔し涙に暮れた。
今大会3完投、準決勝の中京大中京戦でも9回137球で完投したエース杉本真滉投手(3年)が先発。二回に先制を許し、三回にも2点を失ったが、大阪桐蔭打線から5回までに8奪三振を奪う力投をみせた。しかし、七回に杉本が3連打を浴びて無死満塁のピンチを招くと、3番内海に押し出しの四球で勝ち越し点を献上。この回、さらに3点を失った。杉本は7回128球11安打7失点10奪三振の内容だった。1週間500球の球数制限まで残り3球で降板した。
試合後、杉本は目に涙を浮かべながら「ここまで自分が投げてきたんですけど、最後はしっかり投げきれなかったってことは、まだ自分の実力が足りないってことをこの場ではっきり分からせていただいた。夏に向けて1からやっていきたい」と、受け止めた。球数制限での降板となったが、「最後まで投げたかったですけど、そういうルールがあるので。(2番手の)田川にしっかり任せて、田川はしっかりやってくれた」と語った。
小坂監督は「自信をつけて大会に臨んでくれて、大会を引っ張ってくれた」と、ねぎらった。
