巨人ドラ1竹丸「楽しみ」全球種で佐藤輝斬りだ 球団初の新人開幕星へ主力封じる 1球目は「サイン通りに」大役にも平常心
巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が26日、任された開幕マウンドで球団史に名前を刻む覚悟を語った。大役を前にしても平常心は崩さない。「自分にとっても初登板なので、思いきって投げたいです」。静かな口調の奥に、闘志を燃やした。
相手は昨季の王者・阪神だ。昨秋ドラフトで指名されてから心待ちにしていたのが二冠・佐藤輝との対戦だった。「実際に対戦するのは初めてなので」と足元を見つめながら、「楽しみ。使えるボールは全部使う」と全球種で真っ向から挑む。
阪神打線のイメージはできている。今年1月、「原点」と呼ぶ鷺宮製作所で始動した日にも「開幕カードはすごく大事。しっかり勝てるように、勝ちに貢献できるように」と、早くも照準を合わせていた。「1、2番がしっかり塁に出て、それを3、4、5番で返してくる」という強力打線の分断へ。4番斬りを含めたクリーンアップをいかに封じるかが鍵を握る。
「去年のセ・リーグのチャンピオンなので、開幕戦から勝てればいい。試合を作れることが持ち味だと思っているので、明日もできればいい」
球団で新人が開幕投手を務めるのは1962年・城之内邦雄以来、64年ぶり。勝利となれば球団史上初の快挙となる。注目の1球目は「サイン通りに投げようと思います」と笑った。強調も、誇張もない。竹丸が冷静に見据えた開幕マウンドへ。舞台は整った。
◆同一年に新人2人が開幕投手は74年ぶり 巨人のドラ1・竹丸とロッテのドラ2・毛利(明大)の新人2投手が開幕戦の先発。同一年にルーキー2人が開幕投手を務めるのは1952年の三船(阪神)と大田垣(広島)以来で、2リーグ制以降で3度目。74年前はともに白星を挙げている。





