衝撃14K完封の大阪桐蔭・川本 ピンチも動じず「1つギアを上げて」圧巻150球熱投 西谷監督も称える 九回「どうする?」に「全然大丈夫です」
「選抜高校野球・1回戦、大阪桐蔭4-0熊本工」(24日、甲子園球場)
1回戦最後のカードとなった一戦は、大阪桐蔭が24年大会以来2年ぶりの初戦突破を飾った。西谷監督は歴代1位更新の甲子園通算71勝目をマークした。先発の大型左腕、川本晴大投手が圧巻の14奪三振で3安打完封。150球の熱投だった。まだ2年生ながら身長192センチの恵まれた体格から投げ下ろす140キロ台中盤のストレートは威力十分。さらに低めに鋭く落ちるチェンジアップも織り交ぜ、5回までノーヒットノーラン投球。初回と五回には自己最速を1キロ更新する147キロをマークした。
試合後、川本はこの日の朝に先発を告げられたことを明かし「ずっと目標にしていたマウンド。初戦から投げることができて、うれしい気持ちでいっぱいです。緊張が大きかったが抑えていくにつれて自分の投球ができた」とはにかんだ。六回、七回とピンチも背負ったが「1つギアを上げてじゃないですけど、絶対点をとられないという気持ちでいた。強く投げてスクイズをファウルにさせると意識して、それができて楽に投げることができた」と振り返った。「こんなに投げたことなかったので疲れたんですけど、自分のピッチングができたのでよかったです。(DH制で)いつもだったらバッティングに立っているんですけど、ピッチングに専念できて集中できた」とうなずいた。
西谷監督は川本について「ちょっとどうしても球数が多くなる投手なので、継投も考えたんですけど、捕手と相談したら、まだ十分ボールはいいということだったので最後までいってもらいました。まだまだ微妙なコントロールがないので、球数が多くなる投手です。スタミナ的なものはこの冬でだいぶついてきたので投げれるのは投げれると思ってました」と評価。「バックを信じて、思い切って投げていた。(九回に)どうする?って話もしましたけど、『全然大丈夫です』ということだったので。最後までしっかり投げてくれました」と称えた。





