プロ注目左腕のエース末吉は涙なし「これが今の自分の力」、自己採点は「10点」 9Kも八回途中4失点 真っすぐにグラウンドを見つめる まさかの初戦敗退で夏春連覇ならず

 「選抜高校野球・1回戦、帝京4-3沖縄尚学」(19日、甲子園球場)

 夏春連覇を目指した沖縄尚学が逆転負け。先発のプロ注目左腕のエース末吉良丞(3年)は7回2/3を投げ、5安打4失点(自責点2)、9奪三振。1点リードの八回に逆転を許した。試合後、末吉に涙はなく「これが今の自分の力」と話した。

 八回は2失策と四球で無死満塁のピンチを背負い、1死後に中越え2点二塁打を浴びた。2死後に四球を与え満塁としたところで降板。2番手で新垣有絃(3年)がマウンドに上がったが、右前に落ちる2点タイムリーを浴びた。

 3点差を追う九回に味方打線が2点を奪い1点差に迫ったが、反撃もここまで。末吉は試合終了後、帝京の先発左腕、仁礼と本塁をはさんで言葉を交わしたが涙はなかった。三塁側ベンチ前に並んで相手の校歌を聞く間は、真っすぐにグラウンドを見つめた。

 末吉は逆転された八回を振り返り「あそこは(相手打者が)真っすぐを張っている中で、真っすぐで勝負してしまった自分の責任」と受け止めた。この日の出来は「10点くらいじゃないですか」と自己採点し「味方のミスも自分でどうにか抑えるのが勝てるピッチャーだと思う。自分1人で野球をやるわけじゃないが、大事な場面ではしっかり三振を取って、一番リスクのない三振で抑えるのが大切になってくるんじゃないかと思った」と振り返った。

 チームとしては最終回に粘りを発揮したが「追い込まれてからじゃないと打撃が発揮されていないのと、あとは守備のミスの多さが目立った。そういうところから夏に向けて頑張っていきたい」と話した末吉。「まずは夏の甲子園に全員で戻ることを目標にしたい」と大会連覇がかかる最後の夏を見据えた。

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