巨人ドラ1竹丸 新人開幕投手に大抜てき 城之内以来64年ぶり、勝利なら球団史上初 3・27阪神戦へ

 ブルペンで投球練習する竹丸(撮影・松井美里)
 巨人・城之内邦雄=1962年2月
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 巨人の阿部慎之助監督(46)が16日、今季の開幕投手をドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が務めると発表した。球団で新人が開幕投手を務めるのは史上3人目でドラフト制以降は前例なし。最有力だった山崎の離脱で異例の大抜てきとなったが、球団史上初の快挙へ、元虎ファンが虎狩りに挑む。

 竹丸は不思議と落ち着いていた。14日・日本ハム戦の練習前だ。突然、監督室に呼ばれ、その一言は静かに告げられた。「開幕、行くぞ」-。山崎が右肩のコンディション不良で開幕前に離脱。巡ってきた異例ともいえる大抜てきだった。

 阿部監督からの言葉もシンプルだ。「『思いきってやってくれ』という言葉をいただきました」と出来事を振り返る。ここまでオープン戦3試合に登板し、9イニングを無失点。開幕ローテーション入りを目指す中で積み重ねた結果が、12人しかいない大役を呼び込んだ。杉内投手チーフコーチも「打たれてないですから」と説明した上で「ルーキーで荷が重いかもしれないですけど、そこを乗り越えてほしい」と背中を強く押した。

 この日はジャイアンツ球場でブルペンに入り50球。全球種を丁寧に投げ分け、感覚を確かめた。球団で新人が開幕投手を務めるのは1962年・城之内邦雄以来、64年ぶり3人目。勝利となれば球団史上初の快挙だということも、竹丸は「そんなにいないものなんだ」と感じた。歴史の重みを胸に、26年シーズンの1球目を投じる。

 阪神ファンの父にもすでに報告済み。「阪神は強いチームなので、やっぱり最初が大事だと思う。もちろん勝ちたいし、自分がいいピッチングをして勝てればなおさらいい」。ドラフトでも対戦したい打者に挙げた佐藤輝と、いきなりのマッチアップが実現する。歴史を変える一戦へ。冷静沈着なルーキーが、3・27のマウンドに立つ。

 ◆竹丸 和幸(たけまる・かずゆき)2002年2月26日生まれ、24歳。広島県出身。179センチ、76キロ。左投げ左打ち。投手。崇徳、城西大、鷺宮製作所を経て25年度ドラフト1位で巨人入団。大学までエース経験がなかったが、社会人で体力強化して成長。今季オープン戦は2試合で勝敗なし、防御率0・00。

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