侍ジャパン 大谷翔平の前後は誰が適任か 内田順三氏の視点 カギ握る残り1人の人選「入るか入らないかで打順も変わる」

 WBC連覇を目指す侍ジャパンの追加メンバーが26日に発表され、選手登録30人のうち29人が決定した。ドジャース・大谷翔平投手や山本由伸投手ら豪華な顔ぶれ。デイリースポーツ・ウェブ評論家の内田順三氏が、予想される野手陣の起用法や残り1名の候補にも触れながら「日本の最強メンバーにふさわしいパワーヒッターがそろった」と語った。

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 かつては「スモールベースボール」で世界の強豪に対抗していたが、メジャーでもエース級の選手が出てくるようになり、相手のパワーに負けない選手をそろえないと点を取るのはなかなか難しい。大谷を中心にパワーでぶちかます、そういった顔ぶれだと思う。

 残り1名が気になるところだが、有力候補に挙がるのは吉田正尚だろう。何らかの調整があるのかもしれないが、吉田が入るか入らないかによって、打順やオーダーも変わってくるだろうね。

 いずれにしろ、大谷が中心となるのは間違いない。カギとなるのは大谷の後ろを誰にするのか。昨年のワールドシリーズのように勝負を避けられることも予想されるからね。そういった点では三振が少なく、ランナーがいる時に返す力のある吉田が入るなら適任になる。もし外れたら、鈴木誠也の可能性も高いだろうね。

 打順については、ドジャースと同じように1番で起用するのか、それとも2番か3番か。もし1番なら、初回にガツンと打ってくれればチームは勢いがつくし、相手にとっては脅威。大谷の前の打者も大事で、吉田と同じく三振の少ない近藤健介、9番・遊撃で小園海斗を起用するのもいいだろうね。

 上位打線はおそらくメジャー組の大谷、鈴木、入るなら吉田、それに村上宗隆、岡本和真が中心となるだろう。そこに近藤や牧秀悟、佐藤輝明らをどう絡めていくか。センターが誰になるのかという点も気になるが、誠也も経験があるしできるだろう。もし、吉田が外れるのなら守備面を考えて周東をセンターで使うことも考えられる。そうなると、走力のある中日・岡林勇希、日本ハム・五十幡亮汰、阪神・近本光司あたりも残り1人の候補に挙がるだろうね。

 井端監督は自分自身が脇役タイプの選手だったこともあり、そういった野球観を備えている。ベンチメンバーを駆使して、いざという時の守りや1点を取る戦術など駒の使い方はシミュレーションしているだろう。各国も本気になっているビッグイベント。どういう戦いを見せてくれるのか楽しみだね。

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