ロッテ ファンクラブ入会特典で有利誤認表示の疑い
消費者庁は23日、有料ファンクラブに入会すれば、選手の直筆サイン入りボールが必ず提供されるかのような宣伝をしていたのは景品表示法違反(有利誤認表示)の疑いがあるとして、ロッテの運営会社に自主的改善の代わりに措置命令などを免除する「確約手続き制度」を適用したと発表した。提出された改善計画を同日認定した。
消費者庁によると、運営会社は2025年度のファンクラブ会員勧誘のため、今年1月にダイレクトメール(DM)を約4万通送付。入会して球場でDMを提示すると、クッションまたはパスケースに加え、サインボールを必ず渡すかのように表示していた。だが、ボールがもらえたのは入会者の数%だけだった。運営会社はDMを受け取って入会した人には年会費の一部を返金するという。





