阪神移籍の伏見と日本ハム・山崎が惜別トークショー 伏見まさかの“先制口撃”「デッドボール当てます」
日本ハムから阪神に移籍した伏見寅威捕手と日本ハム・山崎福也投手が22日、札幌市内でトークショーを行った。オリックス時代からバッテリーを組み、日本ハムでも2年間同僚だった2人は、おそろいのメガネで登場。伏見は黄色い声援に「メガネが一緒でキャーってなるとは思わなかった」と笑顔を見せた。
来季は甲子園での交流戦で対戦がある。昨季の阪神戦で「6番・投手」で出場して決勝適時打を放つなど、打撃に定評がある山崎に対し、伏見は「デッドボールを当てます」と“先制口撃”。ファンの笑いを誘うと、23年には山崎を11打数6安打の打率・545、1本塁打とカモにしていただけに「ずっと組んでいるので、思考はわかります。捕っていて(ボールの)軌道も分かるので」と自信をのぞかせた。
イベントの最後には、山崎が「今日、最後なので」と、お立ち台にそろい踏みする2人の姿が描かれたケーキをサプライズで用意。「悲しい気持ちもあるんですけど、対決した時はしっかりと抑えたいし、ずっと野球以外のところで会えるようにとは思っているので、これからもお願いします」と語りかけた。
後輩からのサプライズを「うれしい」と喜んだ伏見は「移籍するんですけど、また福也と組みたいとは、もう言いません。これからどんどんエースとしてファイターズを引っ張っていってほしいし、若いキャッチャーをどんどん成長させていってほしい」とエール。「福也との対戦、ファイターズとの対戦を楽しみにしています」と心待ちにした。





