巨人が新外国人・ダルベック獲得を正式発表「チームの勝利、優勝に貢献できるよう最善を尽くす」強打の内野手、“ポスト岡本”期待の4番候補
巨人は22日、来季の新外国人選手として前ロイヤルズ傘下3Aのボブ-・ダルベック内野手(30)と契約合意したことを発表した。ダルベックは球団を通じて「読売ジャイアンツに加入できることを心から嬉しく思います。長い歴史と素晴らしい伝統、そして情熱的なファンを持つ球団の一員になれることは大変光栄です。毎日全力で取り組み、チームの勝利、そして優勝に貢献できるよう最善を尽くします」とコメントした。
ダルベックはアリゾナ大を経て2016年MLBドラフト4巡目でレッドソックス入団。マイナー時代からトッププロスペクトの期待を受け、19年には米国代表として出場した国際大会「プレミア12」でベストナインを獲得した。翌20年にメジャーデビューを果たすと、21年は133試合出場で打率・240、25本塁打、78打点の成績を残し、将来の主軸を期待された。メジャー定着に至らず、今季移籍したホワイトソックスで7試合出場にとどまり、5月にブルワーズと、8月にはロイヤルズとマイナー契約を結んだ。
打撃の粗さに課題はあったが、今季3Aでは3チーム合計105試合出場で打率・269、24本塁打とパワーは健在。一塁守備にも安定感が生まれ、巨人が求める主軸を担える強打の内野手として白羽の矢が立った。巨人は今オフ、岡本がメジャー移籍を目指してポスティング申請。長く4番を務めた主砲を欠く中での得点力強化という難題を抱えていただけに、メジャーで4番を務めたダルベックに、日本一奪還の鍵となる“ポスト岡本”の期待が懸かる。





