来秋ドラフト候補の慶大・渡辺和 希望進路「プロ一本」と明言 高松商で同期の巨人・浅野とプロでの再会目指す
東京六大学野球リーグの慶大で来秋ドラフト候補に挙がる最速150キロ左腕・渡辺和大投手(3年・高松商)が20日、横浜市内のグラウンドで21日の練習納めを前に取材対応し、希望進路を「プロ一本」と明言した。
今秋は第1先発を託され主戦投手として奮闘したが、2勝3敗、防御率4・75と満足のいく結果が残せず「苦しい1年でした」と振り返った。楽天ドラフト2位の伊藤(早大)らエース格と投げ合い、課題を痛感。「そもそものフィジカル、ストレートの強さや成分、いかに変化球でストライクを取れるか」を今冬の強化ポイントを挙げた。
高松商では巨人・浅野と同期で「尊敬していますし、自分もその中に加わりたい」とプロでの再会を目指す。「『僕がエース』というより、僕が出す成績でエースと呼ばれたい」。名実ともに大黒柱となり、盟友との競演を果たす。





