巨人 岸田が主将就任「気が引き締まる」2年ぶり制度復活 阿部監督「選手同士で話すようになるのが理想」

 巨人・阿部慎之助監督(46)が17日、来季は2年ぶりに主将制度を復活させることを明かし、第21代主将に岸田行倫捕手(29)の就任が決定した。20年ぶりに主将制を廃止して臨んだ今季は屈辱の3位に沈んだが、V奪回へ新リーダーを中心に結束力を高める構えだ。

 阿部監督は今季を振り返り「(シーズン中に)選手同士で話すようになるのが理想。そのためのキャプテンを置くのは必要かなと思った」と説明。まとめ役として白羽の矢が立ったのが岸田だ。

 今季は5月からスタメンマスクの機会を増やして打率・293、8本塁打と活躍。盗塁阻止率・419と守備でも貢献した。阿部監督以来となる捕手での主将。指揮官も「チームを引っ張っていってほしい。甲斐とレギュラー争いをしてもらいたい」と期待した。

 15日に阿部監督から電話で通達を受け、この日のジャイアンツ球場での練習後に「気が引き締まる。しっかりやらないといけないという思いがより強くなっている」と話した岸田主将。「チームがいい方向を向くように、勝てるように、できることをやっていきたい」と所信表明を行った。

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