「ボールが4つ、5つに見える…」4番打者の衝撃告白にPL時代からの先輩も絶句「僕が監督のときは最後の最後まで」

 フジテレビ系「ジャンクSPORTS」が13日に放送され、ダウンタウン・浜田雅功がMCを務めた。

 この日は先週に引き続き「プロ野球 名?迷?コンビ」。強豪・PL学園時代からの先輩、後輩にしてプロ野球・楽天ではともに監督を務めた共通点がある平石洋介氏、今江敏晃氏のコンビが登場した。

 平石氏は楽天での監督代行時代に、今江氏が主砲として活躍していたことを回想。「今江はこう見えて、結構ナイーブなんですよ。特に体の方で結構ナイーブな所がありまして。僕が監督やる前年度に、代行やったときに、ずっと4番を打ってもらってたんですけど。あるときに(今江氏が)カカトを痛めたんです。結構、長引くんですよ。要はカカトついた時点で、もう激痛が走るんです」と振り返った。

 平石氏は「展開にもよるんですけども。(今江氏に)代走を出してもええかな?とか。いろいろあるじゃないですか?そしたら、もう今江がヒットとかフォアボールで塁に出たら…。もう僕の方を、ベンチを見て、ものすごく目で訴えてくるわけですよ。ジェスチャーまでして…」と笑わせた。

 今江氏は「僕はチームのためを思って!塁に出て、もう1点とか、やっぱり勝ち越しっていう場面で僕はもう下がった方がいいと。チームのためだと思って。平石さん!平石さん!ってベンチを見てるんですけど」と反論して浜田を爆笑させた。平石氏は「ちゃんと代えるときは代えるんですよ。お前が(交代を)決めんなって話なんですけど」と苦笑した。

 さらに平石氏は「翌年、僕が監督になったときに。前年度はいいですよ。言っても僕、代行じゃないですか?僕、翌年にちゃんとした監督ですよ?今江に期待してたんですよ。そしたらキャンプ前ぐらいに(今江氏が)『ボールが4つ、5つに見える…』とか、訳の分からんことを言い出したんですよ。『目がおかしい』って言い出して。(平石氏は)『でも目って大事やからなぁ…』って思って。キャンプが過ぎ、オープン戦が過ぎて、シーズンが始まっても目が治らない。結局、僕が監督のときは最後の最後まで…」と述懐。今江氏は爆笑しながら「それで引退させていただきました」とうなずいていた。

 今江氏は、現役時代、強打の内野手として活躍。ベストナイン1回(05年)、ゴールデングラブ賞4回(05~08年)、日本シリーズMVP2回(05・10年)。通算成績は1704試合、打率・283、108本塁打、726打点を記録した。

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