国内FA行使のソフトバンク・東浜 移籍先決定は年明けも 動向調査も正式オファーまだ「準備を続けながら引き続き待ちたい」

 ソフトバンクから国内FA権を行使した東浜巨投手(35)が13日、来季の所属先決定が年明けとなる可能性があることを明かした。兵庫県内で行われた亜大野球部OBらの野球教室後に取材に対応。これまで他球団から動向調査はあったものの、正式オファーは届いていない現状について「いろいろお話はいただきましたが、細かい話は何もない状況です」と説明した。

 決定時期が年明けとなる可能性も問われ「長くなるかもしれないけど、しっかりと(来季への)準備を続けながら、引き続き待ちたい」と覚悟を示した。宣言残留を認めているソフトバンクには現状を報告し、決断時期が年明けとなった場合の了解を得たようだ。

 金銭か人的補償が必要なBランクという厳しい立場は承知の上で、長期戦も覚悟してFA権を行使した。何よりも優先するのは「出場機会」で、この日も「お金じゃない。本当に投げたいという一心」と心中を明かした。

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