阪神から日本ハム移籍の島本が入団会見 新庄監督との対面心待ち「いろいろなサプライズをされる方なので楽しみ」 背番号「40」に決定
阪神からトレードで日本ハム移籍した島本浩也投手(32)が3日、エスコンフィールドで入団会見に臨んだ。背番号は「40」に決まった。
プロ通算15年で通算204試合、2019年には63試合に登板した経験豊富なベテラン。今季も16試合の登板で防御率1・88の成績を残した。左打者の内角を突く直球と鋭いフォーク、強気な投球スタイルが持ち味。今季の日本ハムは中継ぎ左腕が手薄だっただけに、期待は大きい。
紺のスーツ姿の島本は「最初に(トレードを)聞いた時は少し驚きがあったんですけど、今日球場に来て、来シーズンからやってやろうという気持ちで、今は思っています」と意気込みも新た。「年間を通してしっかり1軍で投げきること。来シーズンの優勝に貢献できるように頑張ります」と目標を掲げ「自信はあります」と力強く語った。
新庄監督からは、トレード決定日にSNSでメッセージが届いたという。「『一緒にできることを楽しみにしている』ということを言っていただいて」と明かし「元々はタイガーズに居られた方。いろいろなサプライズをする方なので、楽しみですね」と対面を心待ちにした。
阪神・藤川監督からも「今後の野球人生にもいい経験になるし、しっかり頑張ってこい」と言葉をかけられたという島本。「パ・リーグは本当に豪快というか、本当にフルスイングしてくるイメージがあるので楽しみ」と胸を躍らせ「しっかり活躍して、また日本シリーズで(阪神と)対戦できるように」と古巣との頂上決戦を思い描いた。





