ヤクルト戦力外の西川遥輝を「必要とするチームは絶対にある」日本ハムOBが太鼓判「誤解を受けているが真摯に野球が好き」
日本ハムOBの岩本勉氏が29日、YouTubeチャンネルを更新。ヤクルトから戦力外通告を受け、現役続行を希望している西川遥輝外野手(33)について「まだまだいける」と太鼓判を押した。
楽天時代に続き、2度目の戦力外通告。今季は1軍で打率・174と結果は出せなかったが、「西川遥輝の脚力、バットマンとしての姿、守備についている姿を見てもまだまだいける選手だと思うわ」と語った。
名門の智弁和歌山から日本ハム入りし、若手の頃から知っている存在。自身もベンチでの振る舞いなどを指摘したこともあるというが、礼儀正しい一面を紹介しながら「中田翔と西川遥輝はやんちゃ路線だった。でも二人とも本当(の性格)を知っている人間からすると『誤解を招くよね』と。やんちゃ色が前に出てしまって、もしかして扱いにくい?と誤解を受けている選手なんです」と語った。
日本ハムを自由契約となり、楽天で2年、ヤクルトで2年間プレー。4度も盗塁王に輝いた実績があり、「真摯(しんし)に野球が好きで負けん気もある。他のチームのユニホームを着たらもうひと花、もうひと化けできる選手」と何度もうなずいた。
来季、新天地でのプレーを期待し「彼のようなスタイルを必要とするチームは絶対にある。脚力と勝負強さ。下手したら争奪戦となる。給料は下げられるんですが、出来高をつけてもらって。泥くさい、新しい西川遥輝で戦えるんじゃないですかね」と、エールも送った。





