ＤｅＮＡの木村洋太社長は２日、横浜市内の球団事務所で取材対応。ＦＡで西武移籍が決まった桑原将志外野手について、人的補償を求める可能性に言及した。

　桑原の今季年俸は１億２０００万円（推定）のＢランクとみられ、その場合は人的補償を求めることも可能。木村社長は「もちろんリストが届いてから考えたい。両方の可能性を考えながら、今の時点で金銭ですと決めている訳ではない」と語った。

　続けて補強ポイントを問われると「他の補強、この後に控えている現役ドラフト、外国人もそうだが、そことのバランスを見ながら。現役ドラフト、人的補償は層の厚みみたいなところになってくると思う」と、慎重に決めていく方針。「今、チームのバランスとしては当然、伊藤光、桑原が抜けたところは若干、当初来年に向けて想定していたところよりは薄くなってきている。そういうところは可能性としてあるのかな、と。キャッチャーと外野ですね、表現を変えると」とも語った。