中村紀洋氏 完全試合で日本一を勝ち取った日本Sで思っていたこと「エラーしたろうと」「こりゃ打てないな」
近鉄、中日、DeNAなどで活躍した中村紀洋氏がユーチューブの「ピカイチ名古屋チャンネル」に中日OBの荒木雅博氏と出演し、山井-岩瀬のパーフェクトリレーで53年ぶりの日本一を飾った2007年の日本シリーズ第5戦の試合中に考えていたことを振り返った。
「5番・三塁」でスタメン出場していた中村氏は「まずエラーしたろうと思ってましたね。パーフェクトでしたから。ノーヒットノーランならいいだろうと」と回想。それでも、中村氏のところに打球が飛んできたのは二回と四回の2度だけだった。
劇的な形で日本一となったが、中村氏は「こりゃ打てないなと思ってみてました。球が違った。めちゃくちゃ(スライダーが)曲がってましたよ」と驚いた表情を見せながら、「でもノーヒットノーランされましたよ」と、DeNAに移籍した2013年6月28日の対戦で山井に無安打無得点投球をされたと苦笑いしていた。





