王貞治氏「長嶋茂雄さんは永久です」お別れ会で感謝の思い「16年間常にそばで見させていただき私ほど幸せな男はいない」
6月3日に89歳で死去した「ミスタープロ野球」長嶋茂雄さんのお別れの会が21日、東京ドームで開催された。午前の関係者の部には野球界をはじめ政財界などから約2800人が参列。元巨人でまな弟子の松井秀喜氏(51)、“ONコンビ”として活躍した王貞治氏(85)らがお別れの言葉を述べ、ドジャースの大谷翔平投手(31)やマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(52)からはビデオメッセージが寄せられた。誰でも参列できる午後の一般の部には約2万2800人が来場。関係者の部を2階席で観覧した約6800人を含めて、計3万2400人が長嶋さんをしのんだ。
長嶋さんとの“ONコンビ”で巨人をV9達成に導いた王氏は、お別れの言葉に盟友への感謝の思いを込めていた。
長嶋さんの笑顔の写真に「長嶋さん、お元気ですか」と語りかけた王氏。「この言葉が不謹慎であることは十分に承知しております。でも、長嶋さんの笑顔を見て、他に言葉はありません」と自身にとっても太陽のような存在だった盟友の姿をかみしめていた。
長嶋さん入団の1年後の1959年に巨人入団。以降、16年間にわたってともに巨人でプレーした。「日夜、野球に没頭して頑張ってこられたことを知っているわれわれは、野球人とはどうあるべきかを教えていただいた」と感謝の言葉を述べた。
そして「16年間、常にそばで見させていただき、私ほど幸せな男はいないと強く思っています」と慕い、憧れ、ともにグラウンドで汗を流した日々への誇りを口にした。
最後は74年の引退セレモニーで長嶋さんが発した「巨人軍は永久に不滅です」の名言になぞらえ、「長嶋茂雄さんは永久です!」と言葉を贈った王氏。その思いに場内から拍手が起こっていた。




