ソフトバンク・山川が早くも始動「また40発打ちたい」本塁打王返り咲きへ決意

 ソフトバンクの山川穂高内野手(33)が4日、プロ13年目の来季へ、早くも打撃練習を再開させた。福岡県内の球場で約4時間練習。移籍後2年間は不本意と捉える大砲が「めちゃくちゃいい」と充実の秋“初日”を送った。

 打撃練習ではカーブマシンを使用。日本シリーズ中につかんだ、かかとを意識した打撃で快音を連発した。1時間強でボール2ケース分を無心で打ち込み、80発が柵越え。「今までの野球人生で一番練習する」との意気込み通り、額には充実の汗がにじんだ。

 レギュラーシーズンの不振から一転、日本シリーズでは3試合連続本塁打。MVPを獲得した。ただ「この2年は不本意」。34本で本塁打王に輝いた昨季、23本だった今季に納得はいっていない。本塁打王返り咲きは必達目標で「また40発打ちたい」と来季への決意を込めた。

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