巨人ドラ2 早大・田和 大学公式戦最後マウンドで有終締め 楽天ドラ2・伊藤樹と無失点リレー
「東京六大学野球秋季リーグ、早大3-0慶大」(2日、神宮球場)
最終週の2回戦が行われ、早大が慶大に連勝し、勝ち点3の7勝5敗で今季を2位で終えた。3-0の八回から楽天からドラフト2位指名を受けた伊藤樹投手(4年・仙台育英)、巨人2位指名の田和廉投手(4年・早実)がともに1回無失点でつなぎ試合を締めた。
大学での公式戦最後のマウンド。田和が最後の打者を“伝家の宝刀”シンカーで空振り三振に打ち取り、1回無失点で完封リレーを完成させた。
最終戦で八回から登板の伊藤樹とドラフト2位リレーが実現。「タツキ(伊藤)が3人を三振に取って帰ってきて、スゴいプレッシャーを感じていた。最後に自分も三振を取れたので、非常に良かった」と笑顔を見せた。
会見で元ロッテの小宮山監督から「2人にはプロをなめんなよと。今までと同じつもりでいたら通用するわけがない。気持ちをしっかりと(持って)取り組まないと、すぐに肩をたたかれる。頑張ってほしい」と辛口エールが送られる一幕も。
田和も表情を引き締め「常々、監督さんが言っていたのは狙ったところに『氣』を持って放ること。そういうところを継続していきたい」とプロでの意気込みを語った。





