ソフトバンク 周東佑京が日本シリーズ新記録の1試合5安打!「打撃で名を刻めるとは思っていなかった」本拠地が大歓声
「SMBC日本シリーズ2025、ソフトバンク10-1阪神」(26日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクの周東佑京外野手が日本シリーズ新記録となる1試合5安打をマークした。
七回2死からの第5打席。内角球をきれいに逆方向へはじき返すと、打球は左翼線で弾む二塁打。場内アナウンスで紹介されると本拠地から大歓声が降り注いだ。
1点を追う初回に右前打を放ってチャンスメークすると、二回には左中間を真っ二つに破る適時三塁打。さらに三回に中前打、五回にも中前打を放ってシリーズタイ記録に並んでいた。
サイクル安打にも王手をかける形になり、ベンチに戻ると首脳陣やチームメートから祝福され笑みを浮かべた周東。五回までに2桁得点をマークした打線を力強くけん引した。
第6打席は巡らずサイクル安打はお預けとなったが、チームは14安打10得点で快勝。甲子園での第3戦へ、良い流れを生み出した。お立ち台に立った周東は「なかなか有原さんが良い投球をしている中で援護できなかったので、きょうは打ってやろうと思いました」と語り、二回の適時三塁打は「自分が思っているいいバッティングができた」と言う。
日本シリーズ新記録には「この長い歴史の中でバッティングで名を刻めるとは思っていなかったので非常にうれしいです」と心境を明かし、「CSからですけど、昨日の試合もですけど、いい感じで打てている。打ててないと思わないようにしたことがよかったと思う」と語っていた。





