早大・伊藤樹 地元楽天2位指名に「ゆかりある球団うれしい」令和初の東京六大学ノーヒッター「1位目標にやってきたので悔しい」とも
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(23日、都内ホテル)
早大のエース・伊藤樹投手が楽天から2位指名を受け、都内の早大東伏見キャンパスで会見に臨んだ。
伊藤は今春の東京六大学リーグ・明大戦で、同リーグで令和初となるノーヒットノーランを達成し、一気にその名をはせた。「ドラフト1位を目標にこの4年間やってきたので、多少悔しい気持ちがある」と口にしながらも、秋田県出身で宮城・仙台育英中・高に進んだ生粋のみちのくの男は「指名していただいたこと、東北出身なので、ゆかりある球団に選んでいただいてうれしい」と笑顔で話した。
あこがれは楽天・岸孝之投手。同じ東北出身で、「僕の中学校くらいからずっと見ている投手。少しでも多く吸収しながら、長く活躍できる選手になりたい」と話した。「数字にはこだわっていなくて、まずは先発ローテションに入ること、1年間守り切ってシーズン投げきることが一番の目標」と堅実に語り、将来的な夢として「できるだけ多く勝ちたい。15年以上活躍して200勝。ひとつひとつの試合を大事に頑張っていきたい」と息の長い投手となることを誓った。




