ソフトバンク・上沢直之 七回途中6失点で無念の降板 古巣相手に126球の熱投、10奪三振もリード許す

 「CSパ・ファイナルS・第3戦、ソフトバンク-日本ハム」(17日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクの先発・上沢が古巣日本ハムを相手に126球の熱投も、七回2死で満塁の走者を残して降板。リリーフした木村光が郡司に走者一掃の3点二塁打を浴びた。

 これで上沢は6回2/3で6失点。悔しいマウンドとなった。

 手痛い2発も食らった。四回無死走者なしではレイエスに対し、狙ったコースより甘く入ったツーシームを左翼ホームランテラスへ運ばれた。

 さらに七回の先頭だった山縣には高めに浮いたカーブを痛打された。左翼スタンドへ消えていく打球を見つめた上沢は、マウンドで呆然と立ち尽くしていた。

 レギュラーシーズンでは12勝6敗、防御率2・74の成績。古巣日本ハム戦に登板したのは5月1日の一度だけ。7回3安打に抑えたものの万波に一発を浴びるなどして3失点(自責2)で黒星を喫していた。

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