オリックス・山下舜平大 山本由伸のPS完投に刺激「一つでも吸収できたら」来季プロ初完投目指す
オリックス期待の大器・山下舜平大投手(23)が16日、大阪・舞洲の球団施設で休日返上の練習を敢行。CSファーストS敗退後では初のキャッチボールを行うなど、精力的に体を動かした。
「いい状態でいるので落としすぎず、動きながら疲労を抜いていけたら」。プロ5年目でポストシーズン(PS)初先発となった11日・日本ハム戦は、最速158キロの真っすぐを駆使しながらも6回2失点で黒星。今季は開幕前に腰痛で出遅れ、9月に戦列復帰するも1勝止まりに終わった。来季に向け刺激になったのは、日本時間15日に日本人投手初のPS完投勝利の快挙を達成したドジャース・山本だ。「メジャー(の試合)を見るとき、何か普通に一つでも吸収できたらと感じている。結果よりも走者二塁での追い込み方とか参考にならないかと」。怪物候補の山下だが、まだ完投の経験がない。
「(完投は)イコール球数が少なくいってるっていうこと。その過程でできればいい」と意識した上で「投げられないのが一番楽しくないので。もうそこだけ」と来季6年目で初の“シーズン完走”も誓った。





