ヤクルト・池山隆寛2軍監督の1軍監督就任を正式発表
ヤクルトは9日、来季の1軍監督として池山隆寛2軍監督(59)の就任を正式に発表した。林田哲哉代表取締役社長オーナー代行は「6年間にわたり2軍監督として若手の育成に尽力し、成長に導いてくれた。チームの再建、底上げを託す人材として適任であると判断しお願いしました」とコメントした。10日に会見を行う。
今季は歴史的にあえぎ、57勝79敗7分で最下位に終わった。3年連続の5位以下となるBクラスに沈んでいるツバメ軍団。高津臣吾監督(57)は今季限りで退任した。後任として池山2軍監督に白羽の矢を立て、1軍監督への昇格が決まった。
現役時代は強打の遊撃手として“ブンブン丸”の異名を取り、通算304本塁打をマークした。スケールの大きなプレーで、ファンを魅了し続けた。
引退後はヤクルト、楽天でコーチを歴任。打撃指導に定評があり、山田が足を上げる打撃フォームを完成させるきっかけを与えたのが、当時の池山打撃コーチだった。20年からは2軍監督を務め、的確なアドバイスと親身なサポートで若手育成に尽力してきた。
22年以来、4年ぶりのV奪回を目指す26年シーズン。現役時代にミスタースワローズの代名詞である背番号「1」をつけた“レジェンド”に再建を託す。




