ヤクルト・村上宗隆が“ラスト甲子園”で惜別砲 チームは阪神との最終戦飾れず NPB復帰後初聖地の青柳が6失点KO、今季勝利ならず
「阪神6-2ヤクルト」(2日、甲子園球場)
ヤクルトが今季の阪神との最終戦で敗れた。
先発した青柳は移籍後初めて甲子園で先発したが4回1/3を投げて2本塁打を含む6安打を浴び、NPB復帰後ワーストの6失点と炎上。今季ラスト登板で初勝利をつかむこともできなかった。
立ち上がりから制球が乱れ、安定感を欠いた。初回は佐藤輝に犠飛を打たれて先制点を献上した。三回は前川に右中間に3ランを浴び、ぼうぜんとした表情を浮かべて打球の行方を見続けた。五回に佐藤輝に痛恨の2ランを打たれ、続く大山に四球を与えるとベンチの我慢も限界に達し、マウンドを降りた。
打線は4番・村上が2試合ぶりの22号ソロをかっ飛ばした。4点を追う四回に村上から右翼席にたたき込むと聖地が騒然となった。7月末に上半身の故障から1軍復帰後53試合で22発と驚異のペースでアーチを量産。通算246本目のアーチとなり節目の通算250号まで残り4本となった。今季終了後にポスティングシステムを使用して夢のメジャー挑戦を目指す日本の主砲が、“ラスト甲子園”で豪快な一発を放った。





