大阪桐蔭が8強入り 189センチのスーパー1年生左腕が6回無失点と快投
「秋季高校野球大阪大会・5回戦、大阪桐蔭10-0浪速」(27日、GOSANDO南港野球場)
大阪桐蔭が六回コールドで浪速を下して8強入りした。
先発は189センチ左腕の1年生・川本晴大投手。長身から投げ下ろす威力ある直球で初回から相手打線を力で押し込んだ。初回と二回は四球などで走者を許すもキレのあるスライダーなども交えて無失点。三回は三者凡退でリズムよくアウトを築いた。五回は2死三塁を招くも直球で空振り三振。六回無失点の好投で先発の役割を果たした。
川本は2024年のU15ワールドカップで日本代表入りし、世界一に貢献。東京城南ボーイズから大阪桐蔭に入学した。この日最速は144キロで入学後は149キロを計測。球場にはNPBスカウトも視察に訪れた。
打線は初回先頭から藤田大翔捕手(2年)が右翼線への二塁打で出塁し、続く中西佳虎外野手(2年)が右翼への適時二塁打を放ち、打者2人で先制。5点リードの六回に一挙5得点を挙げて試合を決めた。





