巨人発表 近藤大亮が現役引退を表明 開幕前に右肩負傷で無念の離脱「自分の言葉に責任を持ちたいと思い、ユニホームを脱ぐ決断をしました」
巨人は24日、近藤大亮投手(34)が現役を引退すると発表した。
近藤は23年オフ、オリックスからトレードで巨人入り。中継ぎでの活躍が期待されていたが、今季は開幕前に右肩を故障し、無念の離脱となった。
近藤は「今シーズンは『今年活躍できなかったら引退する』という覚悟を持って臨み、その覚悟を周囲の人たちにも伝えていました。自分の言葉に責任を持ちたいと思い、今季限りでユニホームを脱ぐ決断をしました」とコメント。
一方で、実戦復帰を目指して苦しいリハビリを行ってきた。残りシーズンへの思いもにじませ「ただ、僕の今シーズンは終わっていません。やり残したことがまだあります。オープン戦で右肩を痛め、復帰の前例がない怪我とも言われましたが、自分が前例になるという気持ちでリハビリに励んできました。支えていただいた方々への恩返しのためにも、もう一度マウンドに上がるまで、全力を尽くしていきたいと思います」と伝えた。
15年度ドラフト2位でオリックス入り。17年から3年連続で50試合以上に登板した。22年は32登板ながら日本一に貢献するなど、中継ぎ右腕として活躍した。 その後は右肘の手術を経て、23年11月に金銭トレードで巨人に移籍。昨季は登板なく、今季にかける思いは強かったが、右肩の故障に泣いた。





