ロッテ・唐川 7回0封で1年ぶり白星 「心が折れそうになることはありますけど」さらなる進化誓う
「ロッテ1-0西武」(23日、ZOZOマリンスタジアム)
ベテランが健在ぶりを示した。今季初先発のロッテ・唐川侑己投手(36)が7回無失点の好投。昨年9月10日のオリックス戦(京セラ)以来、約1年ぶりの白星を挙げた。「できすぎな部分はあるんですけど…」と苦笑い。カットボールを多投し「カウント有利に進められた」と振り返った。
雨に泣いてきた。先発予定だった5月6日の楽天戦(ゾゾ)は雨天中止。6月11日の広島戦(ゾゾ)の延長十一回に今季初登板。降雨の中、十二回に4失点し敗戦。その試合で右膝を痛めた。
今季は同学年の中田(中日)が引退。唐川自身も「心が折れそうになることはありますけど、応援してくれる人もいますし、それだけで頑張れる」と目を輝かせる。「今日いいものが出てたんで、もっと質を高めて、コンスタントに出せるピッチャーになりたい」。さらに進化して、来季も現役を続ける。




