DeNA・三嶋が来季構想外に 胸椎黄色靱帯骨化症克服、現役続行を希望 24日2軍戦でラスト登板
DeNA・三嶋一輝投手(35)が来季の戦力構想から外れていることが23日、分かった。現役続行の意向を持っており、退団する見込み。24日のイースタン・楽天戦(横須賀)に登板予定で、ベイスターズのユニホームを着て最後のマウンドになるとみられる。
三嶋は法大から2012年度ドラフト2位でDeNAに入団。150キロを超える直球とキレのある変化球を武器に、14年には開幕投手を務め、18年にはリリーフとして60試合に登板した。20年には守護神を務め18セーブ、翌21年には23セーブを挙げた。闘志あふれる投球スタイルで、13年間にわたってハマの投手陣を支えた。
22年には国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」を患い、手術を経て23年に復活白星をマーク。阪神・湯浅ら同じ病を経験した選手たちと、球団を超えてアドバイスを送り励まし合うなど、温かな人柄でも知られた。
今季はわずか6試合登板にとどまり、最後の1軍登板は8月22日の巨人戦だった。三嶋は熟考の末に現役続行の道を模索することを決断。不屈の闘志で腕を振ってきた男は、挑戦を続ける。




