日本ハム 宮西尚生がNPB史上4人目の900試合登板 鉄腕の偉業に新庄監督が異例の行動 自らマウンドへ→フランコに犠飛許し降板
「日本ハム-楽天」(23日、エスコンフィールド)
日本ハムの宮西尚生投手がNPB史上4人目となる900試合登板を達成した。1/3回を無失点だった。
五回1死一、二塁の場面で新庄監督が球審からボールを受け取ると、マウンドへ。スタンドが沸き、左腕がリリーフカーに乗ってマウンドへくるのを出迎えた。そして一声かけて笑みを浮かべた左腕にボールを渡し、背中をポンとたたいた。
ルーキーの宗山に対し、アウトローに投じたストレートで鮮やかに追いこんだ宮西。フルカウントまで粘られると、外角直球を見極められて四球で満塁とピンチを広げてしまった。ここで代打・フランコに変化球を拾われて犠飛で1点を失った。ここで投手交代を告げた指揮官。自ら記念ボードを手渡し、スタンドに向かって一緒に手を振った。ナインは拍手でベテランを出迎えた。その後、玉井が2死満塁のピンチをしのぎ、最少失点で切り抜けた。
NPBでは岩瀬仁紀、米田哲也、金田正一に次ぐ史上4人目の記録。2007年度大学・社会人ドラフト3位で日本ハムに入団し、ルーキーイヤーから50試合に登板した。以降、2021年まで14年連続50試合以上登板を達成するなど、鉄腕としてチームのブルペンを支えてきた。





