「ヤクルト３－２阪神」（２２日、神宮球場）

　ヤクルトの高津臣吾監督は試合後、青柳晃洋投手の次回登板が１０月２日・阪神戦になることを明言した。

　次回登板を問われた指揮官は「次も甲子園で投げさせるから。もう演出です」と明言。「日本に帰ってきていろいろと思うこともあるだろうし。長く頑張った甲子園で。今度は甲子園でタイガース打線を抑えるところを見たい」と語り、親心か？と問われると「何かやらなきゃと思って。面白いことを」と説明した。

　古巣相手に初登板となった青柳は二回に佐藤輝にソロ本塁打を浴び、四回には前川に適時二塁打を許すも、いずれも最少失点で抑えチームの勝利に貢献した。四回に小幡に死球を与えた際には阪神ファンからブーイングを浴びた右腕。「優勝が決まったチームに当ててしまったのは申し訳ないですし、小幡にも謝りました」と明かし、古巣との対戦には「やっぱり緊張感もありましたし、なんか違和感はありましたけど。テルにホームランを打たれたりとか、強いチーム、いいバッターが多い中でピッチングできたっていうのは楽しかった」と語っていた。