母、家族に感謝を述伝えた中日・中田翔のスピーチにスタンドも涙「ずっと味方でいてくれてありがとう」
「中日２－６ヤクルト」（１９日、バンテリンドーム）
中日・中田翔内野手が引退試合に臨み、豪快なフルスイングで現役最終打席は空振り三振だった。
引退セレモニーでは日本ハム時代の恩師・栗山ＣＢＯ、兄と慕う稲葉２軍監督によるサプライズの花束贈呈に号泣し、ナインから６度胴上げされてファンに別れを告げた。
中田はスピーチで「オカン、いろんなことがあったけど、いつも味方でいてくれてありがとう。いつもいつも、オカンに背中を押してもらっていたのを覚えています」と母親に感謝を伝えた。続けて「家族のみんな、つらくて心が折れそうになった時、子供達の笑顔、嫁の優しさに救われました。ずっと支えてくれてありがとう」と言葉を発すると、スタンドのあちこちから、感動したファンのすすり泣く声が漏れた。
