「なんでバラやねん！」引退試合の中日・中田翔に秋広から１００本の花束 “お花畑”のベンチ裏に感謝
「中日－ヤクルト」（１９日、バンテリンドーム）
今季限りでの現役引退を発表した中日・中田翔が「４番・一塁」で引退試合に臨む。この日、抹消された８月１２日以来となる出場選手登録となり、練習では柔らかな笑みを浮かべてナインと談笑するシーンが目立った。
中田以外の選手、関係者は「ＴＨＡＮＫ ＹＯＵ ＳＨＯ ＮＡＫＡＴＡ」の記念の黒いＴシャツを着てグラウンドに現れ惜別ムード。練習後にはベンチ裏に届いた花束をゆっくりと見て回った。「本当にありがたいですね。あまり面識がない人まで贈ってくれて。感謝しかないです」と何度も頭を下げた。
球界関係者らから１５０を超える式花束やコチョウランが並ぶ中、唯一の赤いバラが存在感を放った。送り主は巨人時代に師弟関係を築いた現ソフトバンク・秋広優人。「パパへ これからは僕がご飯奢ります」というメッセージを読みながら、「なんでバラやねん」とツッコんで笑った。他にも、大阪桐蔭の後輩であるＤｅＮＡの藤浪晋太郎や、巨人で共に戦った坂本勇人、また、広島の新井貴浩監督、阪神の原口文仁らから花が届いている。
