日本ハム・斎藤 CS進出決めた!エスコン初セーブ 守護神代役で今季2セーブ目「柳川が帰ってくるまで、全員で切磋琢磨していければ」
「日本ハム4-3西武」(14日、エスコンフィールド)
うなる豪速球が不安をぬぐい去った。1点リードの九回を、日本ハム・斎藤がピシャリと締めた。自己最速161キロを連発した前日に続き、160キロの大台を計測。わずか8球で3月30日以来の今季2セーブ目、本拠地・エスコンでは初セーブだ。
11セーブを挙げている柳川が腰の張りで12日に出場選手登録抹消となり、前日は2点リードの九回に登板した上原が同点とされていた。そんな状況で見せた快投。「九回は特別な場所。そこで抑えられたことはすごくうれしい」とうなずいた。
昨年11月のファンフェスティバルで右腕を開幕ダブル守護神に指名した新庄監督は「ちょっと遅いけど。ようやくそのポジションに来てくれた」と苦笑。「これが何試合か続いていけば安心感も出てくる」と期待した。
監督就任4年目で最多のシーズン76勝目を挙げ、首位・ソフトバンクと2・5ゲーム差を維持。CS進出も決定した。ただ、新庄監督は「そこじゃないね」と2度つぶやいた。「柳川が帰ってくるまで、全員で切磋琢磨(せっさたくま)していければ」と斎藤。新たな“勝利の方程式”を確立し、逆転Vという答えを導き出す。





