愛工大名電 来春センバツ絶望的 県大会初戦で東邦に延長サヨナラ負け イチロー氏の母校

 「秋季高校野球愛知大会・1回戦、東邦4-3愛工大名電」(14日、春日井市民球場)

 愛工大名電が初戦で東邦に敗れ、2年ぶりのセンバツ出場が絶望的となった。

 私学4強同士が県大会初戦でぶつかる豪華な顔合わせとなり、二回に愛工大名電が先制。六回に逆転を許したが、直後の七回に同点。八回に勝ち越しを許したが、九回1死一、三塁から中犠飛で再び同点に追いつき、延長タイブレークに突入した。

 愛工大名電は延長十回無死一、二塁から送りバントを失敗し、見逃し三振、三ゴロで無得点。東邦は無死一、二塁からの犠打が投手の失策を誘い、サヨナラ勝ちを決めた。

 愛工大名電は7月に行われた夏の高校野球選手権では、準決勝で初の甲子園出場を決めた豊橋中央に3-4で敗れてベスト4に終わり、2年ぶりの夏の甲子園出序を逃していた。

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